身近な場面
問い合わせのないサイトは、売れない自動販売機に似ています。
記事での意味
人通り、商品表示、価格、購入ボタンのどこが悪いかを分けずに外装だけ替えても直りません。
「効果がない」の中身は人によって違う
「ホームページから問い合わせが来ない」という悩みは一括りにされがちですが、実際には原因がまったく違う複数のケースが混在しています。健康診断で「体調が悪い」と言われても、原因が胃なのか心臓なのかで治療法が変わるのと同じで、まず何が起きているかを切り分ける必要があります。
図解
問い合わせが止まる4つの地点
- 流入 必要な人がサイトへ来ているか
- 理解 何を頼めるか、誰向けかが伝わるか
- 信頼 実績、方針、料金の判断材料があるか
- 行動 問い合わせ方法が見つけやすいか
アクセス数だけでなく、どこで止まっているかを切り分ける。
アクセスの有無で切り分け
最初に確認すべきは、そもそもサイトに人が来ているかどうかです。アクセス自体が少ない場合は、問い合わせフォームの改善よりも先に、検索から見つけてもらうための対策が必要です。逆にアクセスはあるのに問い合わせがない場合は、サイト内での見せ方に問題があります。この切り分けを飛ばして闇雲にデザインを変えても、原因とズレた対策になりがちです。
CTAと導線
アクセスがあるのに問い合わせがない場合、多くは「次に何をすればいいか」が伝わっていません。ある士業事務所のサイトは、実績紹介は充実していたものの、問い合わせボタンがページの最後にしかありませんでした。各セクションの近くに行動を促すボタンを置いたところ、問い合わせ数が変化しました。
信頼要素
「怪しい会社ではないか」という不安を払拭できているかも重要です。代表者の顔写真や、実際の対応実績、資格・許可番号といった、実在性を示す情報が不足していると、興味を持っても最後の一歩で踏みとどまられてしまいます。
スマホ体験
「パソコンでは問題なく見えるから大丈夫」と思う方もいるかもしれません。ですが、実際のアクセスの多くはスマートフォンからです。ボタンが小さすぎて押しにくい、フォームの入力欄が窮屈といった、スマホ特有の使いにくさが離脱を招いていることも珍しくありません。
まとめ
問い合わせが来ない原因を探すときは、まずアクセス解析を開き、訪問数そのものが少ないのか、来ているのに離脱しているのかを確認するところから始めてみてください。
具体例
アクセスはあるのに相談ゼロの制作会社
検索流入はあるのにサービスページへの移動が少なければ、入口記事とサービスのつながりが問題です。フォーム到達は多いのに送信が少なければ、項目数や返信時期の不安を疑います。
今日の一歩
- 流入・サービス閲覧・フォーム到達・送信を順に見る
- 最も人数が落ちる一地点を決める
- その地点だけを今週修正する